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電気工事で使う腰道具って?どんなものがあるの?

工事で作業をスムーズに進めるためには、様々なことを覚えておくと便利なものですよね。
電気工事の職人さん達は「腰道具」というものを身に着けていますが、どのようなものがあるのかご存じでしょうか?
今回は電気工事で使用する腰道具について、ご説明します。

電気工事の腰道具とは

電気工事は屋内や屋外・高所・暗い場所・狭い場所など、必要とされるシーンが様々です。
そのため作業中は基本的に身軽ある状態が好ましく、どの作業員も「腰袋」を下げており、中に入れる道具を「腰道具」と呼びます。
持ち運びで両手が塞がらず、使用頻度の高い道具を厳選して身に着けられるのがメリットです。

また道具の扱い方を熟知するために取っておくと便利な資格も存在しますので、こちらの記事もご覧ください。

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腰道具の種類

基本的に使用者によって持ち歩く道具が異なりますが、ここでは一般的に良く使われている道具をご紹介します。

プラス・マイナスドライバー

ビスやネジなどを、締めたり緩める時に使います。
一般家庭向けのものとは異なり、絶縁性が高く作りも頑丈です。
穴が広がったり固着して回せないビスに対し、持ち手をハンマーで叩ける種類もあります。
頻繁に使用するので、買い替える頻度が多いです。

ニッパー・ペンチ

細かく繊細な作業が求められる配線の切断・皮剥きなどで頻繁に使用します。
ニッパーは切断に特化していますが、ペンチは比べ先が平べったく握るものを固くホールドしやすいのが特徴です。
どちらも鋭利な部分が欠けたタイミングで、メンテナンス・交換を行います。

スケール

片手に収まるサイズの巻き尺ですが、数mから数十mを正確に測れます。
目盛りが柔軟な金属に書いてあるため、使い方次第で幅だけではなく高さも容易に測ることが可能です。

カッターナイフ・電工ナイフ

ケーブルの外装被服を剥い取り・PF菅の切断など、どちらも切る作業で頻繁に使用します。
カッターナイフは切れ味が良い反面強度が低いため、状況に合わせて強度の高い電工ナイフと使い分けるのか基本です。

まとめ

電気工事では使用頻度の高い道具をすぐ取り出せるように「腰道具」として持ち歩きます。
「ドライバー」「ニッパー・ペンチ」「スケール」「カッター・電工ナイフ」など、使用頻度によって様々な物を持ち歩けるのがメリットです。
どれも電気工事では必要なものばかりなので、揃えておくと便利ですよ。